感動する!日本史―日本人は逆境をどう生きたか

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  • サイズ B6判/ページ数 269p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784806146841
  • NDC分類 281
  • Cコード C2021

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出版社内容情報

現在日本が直面している“逆境”、あるいは個々の人がそれぞれ直面している“逆境”、それらを乗り越えるヒントは「日本史」の中にある!空海や高杉晋作、正岡子規など誰もが知る英雄・天才から、自らの使命を全うした知られざる偉人まで、総勢20人の先人達の人生から、感動と明日への活力が得られる一冊。

内容説明

悩み、傷つき、打ちひしがれたとき、彼らは運命とどう対峙したのか―日本がもっと好きになる18のエピソード。

目次

第1章 いつでも最善を尽くして人々に苦境で折れない心を学ぶ(投獄による人生最大の危機。しかし人生はそこで開けた―吉田松陰;稀代の名参謀、最後の使命。父は子に何を残せるか―黒田官兵衛 ほか)
第2章 自らの役割を見定めた人々に目的を遂げる志を学ぶ(「世界中の女性に真珠を」。未来を育んだ純粋なる思い―御木本幸吉;非常時を物ともしない強さ。日本一小さな銀行の“奇跡”―岡野喜太郎 ほか)
第3章 現状を大胆に受け容れた人々に執着の手放し方を学ぶ(どんな“いま”でも平然と。新時代を切り開いた覚悟―正岡子規;志は師より受け継いで。絶体絶命での功山寺挙兵―高杉晋作 ほか)
第4章 時流に逆らわず生きた人々にしなやかな強さを学ぶ(鹿鳴館のヒロインは、人生の流れに抗わず―大山捨松;選んだ道を超然と往く。最後の武士の名誉なき人生―山岡鉄舟 ほか)
第5章 次世代に想いを伝えた人々に危機を乗り越える希望を学ぶ(未来の日本に大和心を。勝者敗者を超えた者たち―細川幽斎;世紀を超えて生き続ける、近代日本最高の八ヶ月―クラーク ほか)

著者等紹介

白駒妃登美[シラコマヒトミ]
埼玉県生まれ。慶應義塾大学卒業後、大手航空会社の国際線乗務員として7年半勤務。結婚、出産、そして大病を経験し、命を紡ぐことの大切さを感じて、結婚コンサルタントとして活動を始める。2012年、日本の歴史や文化の素晴らしさを国内外に向け広く発信する「株式会社ことほぎ」を設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

おさむ

43
妻に薦められて読了。古今の偉人伝で、各エピソードがジーンときます。吉田松陰や上杉鷹山、正岡子規などは既知でしたが、台湾で有名な八田與一や大山巌の妻・捨松、盲目の国学者・塙保己一などは初耳で、興味深く読みました。驚いたのが、わが母校の師、クラーク博士。札幌農学校で日本人を教えたのはわずか8か月間。それでも、亡くなる間際に「天の神に一つだけ報告できること。それは札幌での8か月」と言い残したという。私の人生はこのためにあったと言えることが一つでもあるのは、幸せな人生ですね。2017/04/30

fu

20
タイトルに日本史とあるが、歴史に名を残した人たちの人物史。さらさらと読める。苦境、逆境に陥った時、先人はその危機をどう乗り越えたかを知ることにより、自身の目の前にある問題を乗り越えるヒントになるかもしれない。「少なくして学べば、すなわち壮にしてして為すことあり 壮にして学べば、即ち老いて衰えず 老いて学べば、即ち死して朽ちず」2014/12/06

B-Beat

19
◎ルビが打たれ小中高生も読者層なのだろうか、明瞭で簡潔な文章で一気に読めた。しかしながら思わず感涙を誘われる部分も。著者自らの思いを歴史上の人物の生きざまに投影したかのように語られる吉田松陰から塙保己一までの18編のエピソード。既に見知ったそれはより深く知りたくなったり、初耳のそれは思わず「この人物を描いた小説はあるのかな」と期待が膨らんだり。小説を読んで登場人物にあれこれと自らを重ねて思い巡らすこと。何かを得ること。それは歴史上の人物を詳しく知ることでも出来るというか同じだと。そんな読後感。 2014/02/18

ユーユーテイン

18
本作で、私が知らなかった人物や、おぼろげながら聞いたことのある話はその輪郭をはっきりと知った。初めて知った人は、岡野喜太郎、立花宗茂、高橋紹運。はっきりと偉業がわかったのは、塙保己一だ。全盲でありながら、学問を志して『群書類聚』を編纂したのはすごいことだと思う。本書には18人の人物が取り上げられているが、著者はどの人物にも尊敬の念を込めて愛情ぶかく生涯を解きほぐして語ってくれている。配されている写真も心を込めて選ばれたものだと感じる。本書を身近に置いて、自分の糧にしたい。2014/08/15

jaiose

10
名前は知っていたけれど、どのような偉業を行ったか知らない人がほとんどだったので、概要を知ることができてよかったです。これをきっかけに紹介された人物が出ている本(小説)を読んでみようと思います。2014/09/12

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