内容説明
悩み、傷つき、打ちひしがれたとき、彼らは運命とどう対峙したのか―日本がもっと好きになる18のエピソード。
目次
第1章 いつでも最善を尽くして人々に苦境で折れない心を学ぶ(投獄による人生最大の危機。しかし人生はそこで開けた―吉田松陰;稀代の名参謀、最後の使命。父は子に何を残せるか―黒田官兵衛 ほか)
第2章 自らの役割を見定めた人々に目的を遂げる志を学ぶ(「世界中の女性に真珠を」。未来を育んだ純粋なる思い―御木本幸吉;非常時を物ともしない強さ。日本一小さな銀行の“奇跡”―岡野喜太郎 ほか)
第3章 現状を大胆に受け容れた人々に執着の手放し方を学ぶ(どんな“いま”でも平然と。新時代を切り開いた覚悟―正岡子規;志は師より受け継いで。絶体絶命での功山寺挙兵―高杉晋作 ほか)
第4章 時流に逆らわず生きた人々にしなやかな強さを学ぶ(鹿鳴館のヒロインは、人生の流れに抗わず―大山捨松;選んだ道を超然と往く。最後の武士の名誉なき人生―山岡鉄舟 ほか)
第5章 次世代に想いを伝えた人々に危機を乗り越える希望を学ぶ(未来の日本に大和心を。勝者敗者を超えた者たち―細川幽斎;世紀を超えて生き続ける、近代日本最高の八ヶ月―クラーク ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おさと
8
ほんと感動する!だよ。エジソンから賞賛された日本人やら、ヘレン・ケラーの心の支えになってた日本人やら。知らなかったよ!そして講座でも聞いたけど台湾のかたたちの2011年の最高に幸福な出来事は?アンケートの第一位が「日本への義援金が世界一になったこと」だなんて。もー泣くしかない。2015/03/10
伸縮ラッパ
3
逆境の中を知恵と勇気と「義」で突き進んだ先人たち。立花宗茂、岡野喜太郎の生き方には感銘を受けました。日本人のDNAに受け継がれているであろう、素晴らしい精神が今こそ見直されるときだと思います。2015/03/09
図書委員4年生
0
「言われたことが正しいか間違っているか、よりも誰から言われたのかが大きく影響する」先人達の生き方を見るのは本当に勉強になる。歴史は面白いし、大事にしないといけないと思った。作者が女だからか読みやすかったし、観点も合っててよかった。2017/07/16
ダンゴ☆ルッチ
0
改めて歴史は知らないことが多いと思った。2019/08/29