内容説明
原油備蓄はもともとムダの多いものです。半製品備蓄にすると、どのような特典が得られるか、それを解説したのが本書です。
目次
第1部 役に立たない原油備蓄(石油屋が見た大震災;「ビフォアー大震災」の石油備蓄;「アフター大震災」の石油備蓄)
第2部 みんなのための「石油戦略」(石油が歴史を左右する―日本の敗戦から繁栄まで;エネルギーの多消費社会を勝ち抜く;不当な原油価格を是正する;石油市場の物流革命を起こす)
第3部 日本経済の復活に向けて(火力発電所の設置を急げ!;火力発電には重油火力も必要である;CO2問題はしばらく棚上げにせよ!)
著者等紹介
萩田穣[ハギタユタカ]
1938年生まれ。1961年北海道大学工学部卒業後、三菱石油株式会社に入社。仙台製油所建設プロジェクト担当、1973年三菱石油本社技術部課長。1994年沖縄石油基地株式会社常務取締役。1998年定年退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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