内容説明
西洋建築の並ぶ神戸居留地、「西の浅草」新開地、明治日本の最先端をゆくモダンな商店街・元町の姿を、明治・大正・昭和初期の絵はがきや古写真を通して眺めることができる一冊。神戸市内のみならず、東は有馬温泉や宝塚、西は姫路城、明石城も紹介。神戸の散歩や観光に便利なカラーの文庫本。
目次
神戸の歴史
神戸港
旧居留地
元町・南京町
三宮・生田
北野(異人館街)・山手
諏訪山・碇山・花隈
摩耶山・布引・六甲山
灘・芦屋・西宮
有馬・宝塚
神戸駅・湊川新開地
兵庫・和田岬
須磨・舞子
明石・姫路・赤穂
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
フリウリ
6
大阪に続いて読む。神戸という街を知っていて愛着もあって、懐かしいような、新しいような発見があり、楽しかった。同じシリーズで東京、横浜、名古屋、広島がある(らしい)。いずれ入手する予定。92024/12/30
Wen@BL小説積本崩し中(欲シガリマセン読ムマデハ)
3
何度目かの再読。ただいま断捨離中で処分しようかと思っていたけれど、もう新品売ってないんだ。2011年発行って13年前なのに。という訳で置いておくことに。いつまでたっても断捨離進まない。2024/09/04
ささ
2
■シリーズ4作目。だが、大阪→神戸の順に読んでいるので、私にとっては2作目。やっぱりこのシリーズは読んでいて楽しいな、と思う。絵はがきの風景もさることながら、ちょっとした小ネタも嬉しい。薩摩守(=タダ乗り)には感心しきり。特に最後の『これは横浜なのか?』がなかなか。少ない資料から、特定をした著者も凄いが、不完全な絵はがきを売っていた人も凄い。湊川新開地は、昔の絵はがきを見ているだけで、賑やかさが伝わってくる。今回のお気に入り建物は神戸タワーと、トアホテル。2014/01/26
かよ☆
1
全ページカラーで昔と今を比べて見られるし、住んでいても街のことをちゃんと知らなかったので、いろんなことを知ることが出来たし、眺めてるだけでも楽しかったです。文庫本だから、持ち歩いて見て歩きたくなりました。2014/02/25
Tom Ham
1
神戸に住んでいて、この本を読みつつ散策すると、ここから見る風景は100年前はこんなだったんだなぁ~と思いを馳せてしまう。 なかなか楽しい本だ。 2012/01/09