中学教師が教える「したたかに生きる」ための経済の授業

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中学教師が教える「したたかに生きる」ための経済の授業

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  • サイズ B6判/ページ数 255p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784806141341
  • NDC分類 330.4
  • Cコード C2033

内容説明

もし収入が「時給700円」だったら、食べていける?700円×8時間×22日間=月収12万3000円。困難な時代に立ち向かえる強い大人になる。

目次

大人たちへ―教師からのメッセージ(1)震災後の子どもたちは、みんな強くなりました!
親子で学ぶ経済の授業(社会に生きるということ 働くということ;「フリーターでも…」の発想に、希望はあるか?;「時給700円のフリーター」で生きていけるか?;「就活シミュレーション」求人情報をのぞいてみよう!;正社員と非正規社員 どこがどう違うのか;働く人の常識、これだけは!―だまされない生き方をするために)
大人たちへ―教師からのメッセージ(2)再び、震災後に思いを寄せて

著者等紹介

高木克純[タカギヨシズミ]
宮城県中学校教師。1956年栃木県生まれ。79年、早稲田大学法学部卒業後、東京都の公務員として福祉事務所に勤務。生活保護ケースワーカーを経験し、その後、教員を志し、86年より宮城県にて中学校の教員となる。7年間勤めた柴田町の槻木中学校では社会科の授業のほか、教育相談、特別支援教育コーディネーターを担当。生徒たちが社会へ出ることへの困難が高まる状況のなかにあって、周囲の教員に各種子どもの生活や就学の支援策・奨学金制度などの紹介を行うほか、地域の派遣村などの取り組みにも参加(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Humbaba

7
自分で稼ぐようにならないと,お金に対して実感をもって評価するということは困難である.一人の人間の稼ぎで一家を養う.そのためには,どれだけのお金が必要であるかというのを計算することは,かならず役に立つであろう.2012/03/21

ふゆはるこ

1
人はなぜ働くのか。「時給700円」の収入で生きていけるかどうか。など、中高生向けにわかりやすく書かれた経済の本。どんな形で働いて、どれだけの収入を得られるのか。だまされないで生きるために学びましょうということ。 フロイトの言葉より〈人が前向きに生きるためには2つの条件がある。1つは働く場があること、もうひとつは愛する人がいること〉2020/08/19

Natsuko Terada

1
まあまあだった。でも中学生が読む本としては労働についての知識がきちんとつく内容だったので良い本だと思う。労働基準法、ワークライフバランス、雇用体系、社会保険についてしっかりとした知識を持って社会に出ることが大切だと改めて感じる。必要であれば勇気を振り絞って声をあげることが大事。子供にも伝えていきたい。2015/12/23

ざまたかこ

1
働くことと、生活。アルバイトの時給から生活をイメージしてみたり、求人票を読んでみて働き方を考えたり。こんな授業があったら受けたかった。個人的には起業のことも視野には入れてほしかったけど。2013/04/10

har

1
求人票に記載されている労働時間・給与・社保などの解説をし、そこに就職した場合の生活を想像させるという内容。フリーターのこと、震災のこと、仕事とは働くとは等。「決意と準備がないと、流れにのまれてしまいます。」準備の一冊目にはちょうどいい本。2012/11/23

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