内容説明
経常利益が黒字なら税前利益は赤字にしてもOK!資産を持たずに商売するにはどうするか!5つの在り処から発掘する方法をお教えします。
目次
第1章 埋蔵金が「どこに」「いくら」あるのかをつかむ
第2章 鬼にならないと身近な埋蔵金は探せない
第3章 ここに埋蔵金が隠れている(1)「流動資産」
第4章 ここに埋蔵金が隠れている(2)「固定資産」
第5章 回転を速くすればキャッシュは増える
第6章 「優良企業」と評価されるための会社づくり
第7章 おカネの経営常識は時代とともに変わる
著者等紹介
井上和弘[イノウエカズヒロ]
株式会社アイ・シー・オーコンサルティング会長。経営コンサルタント。1942年、大阪府生まれ。早稲田大学卒。大手コンサルティング会社を経て、独立。企業再建の「名外科医」として、赤字会社の中に入り込み、社長や役員を叱りとばしながら思い切った手を果敢に打って短期間に収益を回復させる。経営指導歴40年、これまで300社を直接指導。オーナー社長のクセを知り尽くし1社も潰さず、一部上場はじめ株式公開させた企業も十数社にのぼる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yasuo Shoji
0
不測の事態に備えて現金を貯め込んだり、銀行との付き合いで借入が増えたり…。中小企業の財務あるあるですが、それを戒め、キャッシュフローを良くして、借り入れ返済、無借金経営を目指すためのノウハウがかかれている。実際やるかどうかは別として、「とりあえず手元に現金がないと」「銀行の言うことは必ず聞かなければいけない」という恐怖心にも近い思い込みを外せたならば、それだけで大きな収穫。「無借金経営が一番」という当たり前の事実を思い出させてくれる一冊。2016/07/05
shinjitaka
0
左側がごたごたしてすっきりしていないB/Sは注意って教えてくれたYさんに改めて感謝。 「資産に計上する、経費として落とす」っていう表現するけど、まさに”上げられて”喜んでいるようじゃまだまだ。贅肉を落として筋肉質にするのは何も人間に限ったことじゃない。 でも、実際に上がったものを改善することは、そう簡単はいかないっていうのが実感。2012/01/31
よねちゃん
0
現預金が多すぎるのは、よくない。返済にまわさないとね。2011/02/27
オッティ
0
すべての資産はお金が化けたものである。また、赤字の有価証券を持っていても、売ることで現金化して借金返済に充て、損失で税金対策も行える。2020/01/12