内容説明
発ガン性物質が水道水に溶け出している。錆びた水道管からわかった衝撃の分析結果。
目次
プロローグ いま「大和の水」が危機に瀕している!
第1章 「蛇口から赤い水が出る!」―水博士のもとに持ち込まれた不気味なパイプ(直結方式の水道管)
第2章 これが「赤い水」の正体だ!―錆びた水道管の衝撃の分析結果
第3章 野放しにされた「発ガン性塗料」―なぜ行政は「使用禁止措置」をとらなかったのか
第4章 マンション、オフィスビルの水道管は安全なのか―「貯水槽水道」「ビル内引き込み管」の実態に迫る
第5章 ある水道管工事業者の証言―これが日本の水道管工事現場の実態だ!
第6章 日本の水道管汚染の“原点”を追う!―国は「水道の安全」とどう向き合ってきたのか
第7章 水道管汚染をなくすことはできるのか―水道管汚染解消の方法とは?
第8章 「いまなら、まだ間に合う!」―いますぐ水道管汚染対策に取り組め!
終章 「水」の汚染から身を守る!―居所の水道管は安全か 管路診断のすすめ
付録 「水道水」とのかしこいつきあい方
著者等紹介
俊成正樹[トシナリマサキ]
1936年生まれ。大阪市出身。中央官庁(国土交通省)勤務を経てジャーナリストに。74年『日本の黒幕』でJCJ賞受賞。「水」との出会いは81年、元日本陸軍の保有していた防疫給水技術調査のためアメリカ、カナダ、イギリス、中国、ロシア、ウクライナ、香港を取材が最初。各地の水資源問題に詳しい
松下和弘[マツシタカズヒロ]
1946年、福島県に生まれる。65年、日本電子に入社。京都大学工学部と埼玉医科大学でNMR(核磁気共鳴)分光法の応用と開発研究に従事しつつ、水の研究を進める。90年、日本化学界において「健康にいい水など、生命体にかかわる水はクラスター値が小さい」と発表。91年、水と生命科学・自然科学の研究をするため、生命の水研究所を設立、誰でも使える「水の物差し」づくりを目指している。理学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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