内容説明
「免疫力ってなんですか?」「サプリメントは飲んだほうがいいの?」など、健康にまつわる素朴な質問に藤田先生が鮮やかに答えていきます。本書を読めば、健康になるためには、特別な方法やストイックな習慣は必要なく、自分の体の声に耳を傾けた生活こそが、健康を築くいしずえになることがわかります。
目次
第1章 体のしくみ入門編
第2章 健康増進編
第3章 清潔度考察編
第4章 現代社会の闇編
第5章 心身の病気メンテナンス編
第6章 栄養学編
第7章 人生相談編
著者等紹介
藤田紘一郎[フジタコウイチロウ]
1939年、中国・旧満州ハルピンに生まれる。東京医科歯科大学医学部を卒業後、東京大学大学院医学系研究科博士課程修了。医学博士。テキサス大学留学後、金沢医科大学教授、長崎大学医学部教授、東京医科歯科大学大学院教授を経て、人間総合科学大学教授、東京医科歯科大学名誉教授。専門は寄生虫学、熱帯医学、感染免疫学。寄生虫とアレルギーとの関連を疫学および免疫学的に研究、人畜共通感染症の研究、感染症と水の研究を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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月讀命
50
ウイルスや癌に侵されない事、つまり病気に罹らない為には免疫力を高める事が肝要だ。下手な薬やサプリメントに頼るのでなく、毎日正しい食事をとり、腸を鍛える事によって免疫力は高められるという。腸が健康であれば心身ともに健康で幸福な人生を送る事が出来ると説く。・・・・・十分な収入と有り余る蓄えがあり経済的に恵まれても、他人から称賛される様な地位や名誉を得たとしても、美人を侍らせ優雅な時間を横臥していたとしても、健康でなければ始まらない。死んでしまっては元も子もないのだから腸を労り長生きする事に他ならない。 2013/06/15
のんぴろ
1
2009年発刊。図書館。藤田さんの本は、以前にも読んだが、最初ほどの関心を引く印象はなかった。もうちょっと腸内のことを専門的に書いてある著者の本の方が読み応えがあったかもしれない。2015/10/17
みこりん
0
腸にひかれて読んだ本。でも、腸の記述はそれほど多くない。心身の健康法について、質問に答える形でかかれているので、専門書というよりも雑学本としてさらりと読めた。2013/02/28