中経の文庫<br> 恐怖はこうして作られる

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中経の文庫
恐怖はこうして作られる

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  • サイズ 文庫判/ページ数 191p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784806132530
  • NDC分類 778.21
  • Cコード C0176

内容説明

近年海外でも高い評価を受け、脚光を浴びているJホラー。なぜ日本人が作るホラー映画は怖いのか、といった疑問から、製作現場での裏話、普通の映画とホラー映画の楽しみ方の違いなどをホラー映画の脚本家が一挙公開。

目次

第1章 ホラーを勉強する―幽霊に手を出すな
第2章 ホラー映画の疑問―私をお祓いに連れてって
第3章 ホラー映画の裏側―世にも怪奇な人たち
第4章 ホラーの雑談―お寒いのがお好き
第5章 ホラーな座談会―真夜中の怪ボーイ
付録 『もう半分』を作る

著者等紹介

藤ダリオ[フジダリオ]
1962年北海道札幌市生まれ。脚本家としては藤岡美暢名義で第24回新人テレビシナリオコンクール受賞、第9回シナリオ作家協会大伴昌司賞受賞、『リング2』脚本募集受賞。1992年アニメ『魔法のプリンセス ミンキーモモ』で脚本家デビュー。2008年『出口なし』(角川書店)で小説家デビュー。現在、小説家、シナリオライターとして活躍。シナリオ作家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

sfこと古谷俊一

3
ホラー映画の作り方かと思ったけど、基本は裏話であった。落語の「もう半分」を映画の脚本に仕立てるなら、どう料理するか、というのを考えるのが巻末付録にあって、これは色々面白い。こういう原作を脚本に仕立てるときに何を考えるのかをメインにした本だともっと面白かったろうにな。2009/11/23

未読太郎

1
ほとんどの怪談のテーマは祟りと呪いとに二分される。間違えてお札を剥がしたり地蔵を壊して発生する怪奇現象=祟りは報われる(謝る等)と消えるが、理不尽な目に遭って亡くなった者の復讐=呪いは業なので永遠に消えない。さらに呪われた人はほぼ死が待っている。現代ホラーは祟りと呪いの複合だと著者は指摘する。ビデオを観たりアドレスが登録されているだけで無差別・理不尽に呪い殺される。それはまるで生きてる人間に対してのテロ行為だ、と。2016/08/06

真夏みのり

1
ホラー映画製作の舞台裏。「へえー」が多くておもしろいです。軽く読めるので興味のある人はぜひ。 幽霊役は美人が多い?2011/04/08

鉄髭

1
まあ、軽い読み物という感じで、舞台裏と銘打つほどの内容でも無かった。2009/09/24

トムヤムクン

1
期待していた話と違ったけど、付録がよかった。お勉強させていただきます2009/01/29

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