内容説明
「怒り」というパワフルな感情は、あらゆることに対して、ネガティブな要因となっています。本書では、日常生活で頻繁にわき起こるイライラや怒りを解消して、リラックスした心の状態を保つための具体的な方法を紹介します。だれでもできる「アンガーマネジメント」でイライラから自由になりましょう。
目次
第1章 怒りってなんだろう(イライラと怒りの根源は同じ;意外と複雑な怒りの性質 ほか)
第2章 怒りと体の微妙な関係(イライラ、怒りは体に現れる;短期のイライラや怒りが生む症状 ほか)
第3章 ケーススタディ こんあときどうすればいい?―「イライラ」「怒り」を解消する技術PART1(待ち時間が長くてイライラする;マナー違反の行為に腹が立つ ほか)
第4章 アイデア集 あの手この手でリフレッシュ―「イライラ」「怒り」を解消する技術PART2(自分の感情に焦点を当てる;思考パターンを変える ほか)
著者等紹介
ラボフ,ジャッキー[ラボフ,ジャッキー][LaBouff,Jackie]
ロサンゼルス在住のスクールカウンセラー。カリフォルニア州立大学ドミンゲスヒルズ校大学院にてスクールサイコロジー修士号を取得。スクールカウンセラーとして、ケンカや口論などの解決方法をアメリカの小学校にて20年間指導。現在は、アンガーマネジメントのクラスをビーチシティー保健所(カリフォルニア州レドンドビーチ市)で教えている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
hamao625
9
イライラや怒りはネガティブな要因。人間の持つ最もパワフルな感情。不快感を覚えたらイライラ。怒りは二次的感情。怒りの原因となるトラウマは九歳ごろまでの経験で。以下、解消する技術。七秒かけて吸う。四秒止める。八秒かけて吐き出す。それを三回する深呼吸。相手を受け入れる。見返りを期待しない。自分の感情に焦点を当てる。自問自答。瞑想する。NOという。自分に語りかける。人と話す。一番いいなと思ったのが笑うこと。笑いは良薬です。2014/10/01
むっちょむ
8
この本で紹介してるビジュアライゼーションを試しにしてみたらけっこう良かった。怒れる相手に面と向かっていってみたいことをイメージの世界でやってみると意外にそこまで怒ってなくてこれは新しい発見だった。2015/03/30
はな
3
前半は怒りの仕組みについての記述。副腎も怒りと関わりがあるなんて、おもしろい。後半はイライラ解消法を紹介。2014/06/04
たろう
2
怒る原因(人、状況など)の減少、改善を期待するのではなく、それは難しいと理解すること。そして自分自身が怒らないように、怒りを和らげるかが大事ということを学びました。読みやすく、とてもよかった。2011/08/08
まつ
1
ふつう。けっこうこういうの読んだからかな、どれにも書いてあるし。分かりやすくはある。2017/09/17