中経の文庫<br> 似顔絵捜査官の事件簿

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中経の文庫
似顔絵捜査官の事件簿

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  • サイズ 文庫判/ページ数 223p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784806127307
  • NDC分類 317.75
  • Cコード C0170

内容説明

なぜ写真より似顔絵のほうが情報が集まるのか?似顔絵は一〇〇%似ていないほうがいい!?一本のシワが決め手になる!?―似顔絵捜査の第一人者だから書ける事件の舞台裏。

目次

第1章 似顔絵捜査官事件簿―滋賀県警編(似顔絵捜査の原点―“虎模様”の自転車;覚せい剤取締法違反事件 ほか)
第2章 似顔絵捜査官事件簿―民間編(金正男は本物だった!?;フセインの3人の影武者 ほか)
第3章 似顔絵捜査の基礎講座(捜査用似顔絵とは?―目撃者の供述を具体的に表現する;修正なくして捜査用似顔絵は成立しない! ほか)
第4章 顔の不思議に迫る(顔の不思議―美形とは?;顔の構造的比率割合 ほか)

著者等紹介

坂本啓一[サカモトケイイチ]
昭和28年生まれ。熊本県出身。熊本県立菊池高校体育科講師を経て、滋賀県警察本部刑事部鑑識課で現場鑑識・似顔絵捜査を担当。退職後、管理科学研究所を設立し、似顔絵捜査を継続研究。日本顔学会評議員を務めるかたわら研究活動を継続、また各テレビ局にて事件解説を行なう。著書・研究論文多数。現在、株式会社マネジメント・オフィス取締役副社長を兼任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

てくてく

5
写真ではなく似顔絵が捜査にどう役立つのかということや似顔絵を作成する際の注意点が失敗談を通じて説明されたりしており、興味深かった。瞬間的に人の顔を見ていても思い出せないという場合に、どうやってその記憶を再現していくのか、また、「ふつう」という表現の怖さなどもなるほどなと思った。この本は割と古くて、十年以上前のものだが、現在は似顔絵捜査というものはどうなっているのだろうか。2017/08/23

しまちゃん

0
「似顔絵が犯人を追い詰める!」という帯メッセージに引かれました。 似顔絵は、写真よりなぜ情報が集まるのか、について 似顔絵捜査官時代と引退後の事件簿、似顔絵捜査の基礎知識、顔の不思議から分かりやすく説明しています。 似顔絵捜査の原点は「見えざるものを見えるものへ」から始まっているそうです。そして、この見えざるものを明らかにする技術が難しいようです。2014/09/03

うたまる

0
「捜査資料の収集を図るための捜査用似顔絵は、100%の酷似率を目指すのではなく、80%程度の酷似率で、多くの人の印象を収集できるようなものでなければならないのだ」……元滋賀県警似顔絵捜査官の捜査絵画についての実例と論考。多くの担当者は「上手く描きたい」と思いがちだが、対象人物の印象を伝える方が効果があるというのが面白い。そういえばモノマネ芸人も漫画家も似たようなことを言っていた。リアルに写実的に仕上げると誰か分かりづらくなると。むしろ対象者にしかない特徴をデフォルメ的に指摘する方がピンと来るんだって。2019/01/30

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