内容説明
本書は、三角合併の導入をめぐる賛成派と反対（慎重）派の攻防を検証し、新たに施行される三角合併とは何か、その本質をわかりやすく説明しようとするものです。
目次
第１章 ダイジェスト 三角合併とは何か？（ついに解禁！三角合併のポイントはここです；三角合併はどのようにして導入されたか）
第２章 三角合併の導入で、会社を取り巻く環境はどう変わるか（三角合併は、実質的に「国際株式交換」を実現する；親会社株式を対価とする「三角合併」のしくみ ほか）
第３章 三角合併の導入で加速する敵対的買収から自社をどう守るか（「買収防衛策に関する指針」（経産省・法務省）のポイント
米国を中心に導入されてきた買収防衛策のポイント ほか）
第４章 三角合併・敵対的買収がわかる基礎知識８項目（「Ｍ＆Ａ」（企業の合併や買収）とは何か
「合併」とは何か ほか）
著者等紹介
岡伸浩［オカノブヒロ］
弁護士（第一東京弁護士会所属）。竹川・岡・吉野法律事務所。１９６３年東京生まれ。慶応義塾大学法学部卒業後、司法試験に合格し、弁護士登録。筑波大学大学院修士課程企業法学専攻修了、同大学院博士課程企業科学専攻単位修得退学。専門分野は、会社法全般（特に株主総会指導、コンプライアンス、企業危機管理、個人情報保護法、その他企業関連法）、倒産法（企業倒産、事業再生）、民事訴訟法（民事・商事に関する訴訟実務）など。また、慶応義塾大学総合政策学部（ＳＦＣ）や立教大学経済学部の講師（担当は企業法）も務めている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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