なぜ、人は7年で飽きるのか―流行のメカニズム「脳の7年周期」を解く

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  • サイズ B6判/ページ数 191p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784806127123
  • NDC分類 675
  • Cコード C2034

内容説明

流行の方程式が見つかった。企画が、開発が、経営が、どんどん面白くなる。

目次

第1部 ブレイン・サイクル(トレンドと脳;ブレイン・サイクルの発見;感性トレンド;大衆の意識傾向と流行予測)
第2部 実証・感性トレンド(時代のアナログ/デジタル気分を読め;自動車の感性トレンド;アナログ期は動物的;ハード期・ソフト期の自動車にはどんな要素が出るのか)

著者等紹介

黒川伊保子[クロカワイホコ]
1959年長野県生まれ。奈良女子大学卒。富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ勤務を経て、2003年(株)感性リサーチを設立、代表取締役に就任。同年、人工知能の集大成による語感分析法「サブリミナル・インプレッション導出法」を発表、商品名感性分析の第一人者となる。2006年大前研一アタッカーズビジネススクールにて「感性マーケティング講座」を開講

岡田耕一[オカダコウイチ]
感性アナリスト。1963年愛知県生まれ。東洋大学卒。大手自動車メーカーの新車販売会社にて、全国トップセールスの実績を認められ、最年少で所長に就任。自動車メーカー研修所の特別講師を兼任するなど、営業職を極めた。その経験から、自動車という商材への感性の影響の大きさを痛感。黒川伊保子氏に師事し、感性を学ぶ。大前研一アタッカーズビジネススクール「感性マーケティング講座」第一期生。現在は、黒川氏が監修するサンケイリビング主催のセミナー講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

暇な大学生

1
デジタル期には単純性が好まれ、デザインも直線や四角、水平のものが好まれる。一方でアナログ期には複雑性が好まれ、たゆたう曲線やふっくらしたもの、高さのあるものが好まれる。TikTokで丸顔がモテるのもその傾向だと思った。流行は「結果、起こるもの」であり消費者の行動分析をするのはいいが、その事実(意味的な理由)にこだわりすぎるとかえってトレンドは見えなくなる。そうなる前に先んじて起こった「市場の脳の気分」にまで目を配り本質を見ることが大事だ。「理由もわからないのになぜか売れている」特異点に着目するのだ。2023/06/04

bori

0
アナログ期(自然、人間性、ばらつき等の好感度が上がる)とデジタル期(人工的なもの、論理性、統一的なデザインの好感度が上がる)が28年間隔で交互に訪れる。そのデジタルからアナログへの切り替えが1999年に起こった。だから、今は、1999年以前の論理性重視の発想から頭を切替える必要がある。そんな話。正直、記載された将来予測が当たるかは分からない。でも、時代の変化に合わせて、自分の脳みそをリフレッシュする必要があるのは間違いないようだ。愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ。ひとつの仮説として面白い一冊でした。2015/01/05

まみぃ。

0
7年周期でヒトの嗜好は変わっていく。ヒトの体も7年周期で変わることを考えると、おもしろい。2009/01/30

のりすけ

0
本文より、「大衆は同じような時期に、同じような現象を見聞きする人々」2011/12/30

hiromu0130

0
トレンドは7年というサイクルに従って周っている。2010/04/30

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