中経の文庫<br> 源氏物語が面白いほどわかる本〈上〉

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中経の文庫
源氏物語が面白いほどわかる本〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 383p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784806126881
  • NDC分類 913.36
  • Cコード C0191

内容説明

日本文化がうみ出した最高傑作である『源氏物語』の世界を、古典に関する予備知識がなくても、その本当の面白さを十分に楽しめるよう、わかりやすく解説しています。上巻では、主人公である光源氏の青年・壮年時代をカバー。華麗なる源氏の恋愛遍歴がスタート。

目次

プロローグ 源氏物語を読む前に(源氏物語は世界中で読まれている;古典文学を楽しむには;帝やお姫様になってみよう)
第1章 光源氏の青春時代(桐壷(巻之一)―桐壷帝の悲哀。光源氏の誕生~元服まで
帚木(巻之二)―雨世の品定め。中流の女・空蝉との契り
空蝉(巻之三)―空蝉への届かぬ思い。軒端荻との契り ほか)
第2章 光源氏の壮年時代(賢木(巻之十)―桐壷院崩御。朧月夜との密会発覚
花散里(巻之十一)―変わらない女・花散里と昔語り
須磨(巻之十二)―須磨へ都落ち。大嵐襲来 ほか)

著者等紹介

出口汪[デグチヒロシ]
大予言者出口王仁三郎の曾孫として生まれ、幼い頃から父親の仕事の関係で全国を転々とする。関西学院大学博士課程修了後、代々木ゼミナールを経て、東進ハイスクール講師として、主に衛生予備校で大活躍。東京に教育の最先端を行く理想の環境を作ろうと、SPS(スーパー・プレップ・スクール)を設立。「論理エンジン」という画期的な教育システムを作りあげ、全国の中学、高等学校で実施している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェルナーの日記

94
恥ずかしながら、いきなり古文の原作『源氏物語』から入る勇気がなかった。そこで予備知識として本書を手にとることにした。上巻は『桐壺(巻之一)』~『少女(巻之二十一)』まで取り挙げている。源氏の青春時代から、須磨へ都落ち。そして明石の君との出逢いがあり、都へ復帰する壮年時代に当たるところ。おそらくは日本文学史上、最大級のプレイボーイと称しても決して過言ではない光源氏の物語は、おそらく世界でも最古の大恋愛ロマンス小説と冠していると思う。この世界の誇れる物語を読んでおかねば、読書好きな日本人として誇りをもてない。2016/03/15

りりあん

3
☆☆☆☆☆2023/03/18

しずかな午後

3
いつかは読まないといけないと思っていた『源氏物語』。予備校教師である筆者がその全体を分かりやすく解説してくれる。上巻となる本書は全54帖中の21帖まで。人間関係も話の展開も複雑なのだが、筆者の整理によって話の本筋が良く分かる。これまでもいくつか日本の古典を読んできたが、『源氏物語』の話の切実さというか、面白さは群を抜いていると思う。小説として普通に面白くて驚く。筆者の書き方もあるのだろうが、登場人物のひとりひとりに愛着が湧いた。2022/02/02

あまん

2
分かりやすい。表の物語と裏の物語があるのはその通りだと思う。仏教と神道の理解がもっと必要なのだろうと感じた。個人的にはやはり、明石の姫君と明石の君の離別がぐっとくる。2019/07/27

こんがら童子

2
源氏の話に焦点に絞って、各巻を追っていき、わかりやすい要旨と解説で、とても源氏が身近になった。これをきっかけに原文に当たれる気がした。2009/08/20

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