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内容説明
物理だけでも難しいのに、数学はもっと難しい!そうお嘆きの大学生、社会人はたくさんいるはず。大学レベルの物理は、ややこしい定理・公式が頻出する、高等数学のオンパレード。でも、これらを道具として使いこなせなければ、物理の本質には触れられません。この本は、類書にありがちな、教科書的な記述ではなく、著者が大学受験予備校で展開している授業のような流麗な口調で、物理で使う数学の基礎理論を解説します。
目次
第1章 物理数学を学ぶうえで
第2章 微分学
第3章 積分学と微分との関係
第4章 微分方程式(大学履修範囲)
第5章 ベクトル解析(大学履修範囲)
第6章 線形代数(大学履修範囲)
補章 複素関数論ほか(大学履修範囲)
著者等紹介
為近和彦[タメチカカズヒコ]
山口県宇部市出身。東京理科大学大学院修士課程修了。神奈川県の私立高校教諭を経て、1996年より代々木ゼミナール講師となり、大学入試対策の講座を担当。その授業は、衛星放送(サテライン)を通じて、全国の代ゼミ校舎、および提携高等学校・予備校などに配信されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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葉
0
最初は三角関数や対数についての説明と簡単な問題がある。全微分の説明が非常に良かった。積分の説明から運動方程式のおさらいをし、微分方程式の一般解の求め方について少し書かれている。ベクトル解析については解析3の授業の序盤を浅く書かれている。それほど物理数学の色は出ていない。コンパクトすぎるが良かった。2014/12/10
hisaos
0
高校数学おさらいから、微積、微分方程式、ベクトル解析、線形代数、複素関数論、フーリエの初歩まで。例題は多すぎず、上手に各項目に親しみを持たせてくれる。2013/04/08