忘れてしまった哲学の名言―覚えたい、使いたい

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忘れてしまった哲学の名言―覚えたい、使いたい

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  • サイズ A5判/ページ数 175p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784806124542
  • NDC分類 130
  • Cコード C2010

内容説明

本書は哲学史上に残る名フレーズを選び出した。古代のソクラテスから、現代哲学者たちまで登場してもらった。「フレーズはここからピックアップ」としたのは、翻訳された原文自体を読んだ上で、哲学の名フレーズに親しんでほしかったからである。名フレーズに関連する原文が複数ある場合は、それもあわせて収録した。

目次

1 古典の哲学名フレーズ(ソクラテス―私は、自分が無知であることを知っていることで、より賢明であるらしい(無知の知)
ソクラテス―しかしもう去るべき時が来た―私は死ぬために、諸君は生きながらえるために。もっとも我ら両者のうちのいずれがいっそう良き運命に出逢うか、それは神より外に誰も知る者がない
プラトン―私はあえて主張するのである。人は皆エロスを尊重せねばならぬ、と ほか)
2 近世の哲学名フレーズ(ベーコン―人間の知識と力とは、一つに合一する(知は力なり)
デカルト―わたしは考える、ゆえにわたしは存在する(われ思うゆえにわれあり=コギト・エルゴ・スム/Cogito ergo sum)
パスカル―人間は、自然のうちでもっとも弱い一本の葦にすぎない。しかしそれは考える葦である ほか)
3 現代の哲学名フレーズ(キルケゴール―絶望は、死病にとりつかれているものに似ている。このものは、そこに横たわりつつ死に瀕しているが、死ぬことはできないのである;マルクス―疎外されているという一つの帰結は、人間からの人間の疎外である;ニーチェ―神は死んだ ほか)

著者等紹介

荒木清[アラキキヨシ]
東京教育大学哲学科を卒業後、高校教諭(倫理社会担当)、編集出版を経て、執筆活動へ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

メルコ

7
哲学の門外漢なので勉強してみようと手に取った。哲学者の名フレーズからその哲学の真髄に触れる構成。ソクラテス、アリストテレスからパスカル、カント、ニーチェ、フーコーなど古典から現代に至るまで43項目あげられている。それぞれ紹介されるのが3〜4頁ほどなので深いところまで知ることはできないが、入門編として読んだ。 2025/01/10

伊崎武正

1
楽しかった。2013/01/10

ハニ

1
訳が知ってるのと微妙に違う。 ミネルヴァの梟は暮れ染める黄昏とともに飛翔するがなかったのが残念。2011/08/25

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