出版社内容情報
物理や数式の知識がない人、理系科目が大嫌いな人にも、あの難解な「相対性理論」がスラスラ理解できる。豊富なイラストとストーリー仕立てでわかりやすく解説。
内容説明
物理や数式の知識がいっさいなくても、理系の科目が大キライでも、あの難解な「相対性理論」がスラスラ理解できてしまう、画期的な本ができあがりました!この本を読み進めれば、「時間の伸び縮み」「双子のパラドックス」「タイムトラベルのしくみ」「ブラックホールのしくみ」などの不思議な現象も、楽しくラクにわかってしまいます。やまぐち先生、ケン、アユミといっしょに、あなたを「相対性理論」のMagical Mystery Tourへお連れしましょう。
目次
1章 特殊相対性理論の世界って…非常識だぞ~!(特殊相対性理論、産声をあげる!;光速度一定…これが大切なんだ!;“同時”って…何だ~!???;時間がゆっくり進む?そんなバカな~!? ほか)
2章 一般相対性理論の世界って…ミラクルだぞ~!(光二郎君、特殊相対性理論を復習する(時空図も…)
アインシュタイン方程式に迫る!
重力と時間の関係だ!
重力で時空が歪む! ほか)
著者等紹介
やまぐち健一[ヤマグチケンイチ]
早稲田大学と早稲田大学大学院で物理を専攻。現在、東進ハイスクール・河合塾講師として、高校生・大学受験生に物理を指導
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おあさ
1
中学生でもわかる、という文句が載ってますが、大人の私も難しかった。かなり読みやすいですが、肝心なことがサラッで終わるので、理解しにくいかも?まあ、相対性理論なんて、もともと簡単に理解できるものじゃないんでしょうね。2012/07/12
ゴミ人間
0
中学2年のときに読んだ。すごいわかりやすくて面白かった。この本の影響で物理を勉強し始めた。いまでもうまい書き方しているなぁと思う。
ヨッシー
0
中学生でも分かる本。読み終わって分かったのは、自分は中学生以下だと言うこと。最初の動いているものの中と外で時間の進みが違うということから付いていけなくなった。相対性理論は物理の基本単位であるMKS単位系(m、kg、second)の常識を覆した理論とのこと。人工衛星の時計は相対性理論を考慮して1秒で0.0000000000445秒遅く進むようになっているそうだ。2012/10/27
おおかみ
0
「中学生でも~」のタイトルに気を許して読み始めたけれど、2ヶ月かかってしまった 笑。わかるところもあり、わからないところもあり。経験として認知できること(常識)から離れて、頭の中で縦横無尽に考える楽しさは体感できた。2020/03/30