出版社内容情報
偉大な思想家のエッセンスが凝縮された15の作品を、元社会科教師の著者が縦横無尽、かつ大胆に解説。原著の一番おもしろいところがひと目でわかり、哲学の入門にもなりうる、お得な1冊。
内容説明
本書は、人類の知的遺産といわれる一七冊の哲学の名著をとおして、先人たちの思索の過程を、日常的な言語で紹介しようという意図で書いています。
目次
『ソクラテスの弁明』プラトン
『形而上学』アリストテレス
『告白』アウグスティヌス
『方法序説』デカルト
『人間知性論』ロック
『人間知性新論』ライプニッツ
『社会契約論』ルソー
『純粋理性批判』カント
『精神現象学』ヘーゲル
『意思と表象としての世界』ショーペンハウアー
『経済学・哲学草稿』マルクス
『死に至る病』キルケゴール
『ツァトゥスラはこう言った』ニーチェ
『笑い』ベルグソン
『存在と時間』ハイデガー
『存在と無』サルトル
『論理哲学論考』ヴィトゲンシュタイン
著者等紹介
荒木清[アラキキヨシ]
1943年、長崎県生まれ。東京教育大学文学部哲学科卒業後、長崎県立長崎東高等学校教諭(倫理、社会担当)。1973年、出版社設立
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たい焼きは中身無し@復活したい
7
タイトルの通りこの一冊で大体つかめる。ただかなり圧縮してるのでわかった気分になるだけかな。でも何かしらの小説で解らない部分が出てきたときには役に立ちそう。(というより役に立った) サブで使うのにはよさげです2014/09/27
花南
1
このページ数で全部を網羅するには無理があると思います。しかし倫理の授業のおまけにこの話が聞けたら楽しいだろうなあ。2010/09/04
naoto0804
0
レトリックを取り払ってもなお難しかった。2014/03/26
angelooo7
0
なんとなく分かったような気持ちにしてくれる。がそれは、勘違いでこの本をよんでも、正直何もわからない。原著に当たる前に、読んでいる時に、読み終わった後に読めば、理解の助けになるかもしれない。2012/08/21
プヨ
0
取っつき難い哲学を分かりやすく紹介してくれる。 ヴィトゲンシュタインの言葉の不確かさを排除するための記号論みたいなのに興味が湧きました。2006/04/15
-
- 和書
- 最後のユダヤ人