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忘れてしまった過去100年の世界史

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  • サイズ A5判/ページ数 238p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784806120018
  • NDC分類 209.7
  • Cコード C0022

出版社内容情報

20世紀の世界で起こっただれでも知っている出来事について、それが起こった原因、知られざる舞台裏、現代的意義などを、河合塾のカリスマ世界史講師がやさしくも鋭い筆致で紹介。

内容説明

21世紀に起こり、全世界を揺るがせている多くの出来事―アメリカ同時多発テロ、イラク戦争、北朝鮮危機、中国の経済的躍進など―の萌芽は、すべて20世紀に求められます。現在の世界情勢を正確に把握するためには、私たちは20世紀という時代から、「現在」につながる歴史の動因を学び取る必要があると言えるでしょう。本書は、20世紀に起こった15の主要な事件・出来事の真相、および、その歴史的影響を、平易に、かつ的確に描き出しています。深刻なテーマを扱っているにもかかわらず軽快に読める本書は、21世紀に生きるあらゆる人にとっての必読書です。

目次

ファショダ事件(1898)―帝国主義の時代・アフリカ分割
辛亥革命(1911)―清朝の滅亡と中華民国の成立
サライェヴォ事件(1914)―第一次世界大戦
西安事件(1936)―中国国民党と中国共産党
非暴力不服従運動(1919)―インドの民族運動
ロシア革命(1917)―ロシア革命とソ連の成立
「暗黒の木曜日」(1929)―世界恐慌と各国の対応
ポーランド侵攻(1939)―第二次世界大戦勃発
イスラエル建国と第1次中東戦争勃発(1948)―中東問題
朝鮮戦争勃発(1950)―朝鮮近現代史
キューバ危機(1962)―冷戦
ベトナム戦争本格化(1965)―東南アジア近現代史
プロレタリア文化大革命の開始(1966)―中華人民共和国
湾岸戦争(1991)―冷戦以後
ユーゴスラヴィア内戦勃発(1991)―民族問題

著者等紹介

植村光雄[ウエムラミツオ]
1953年生まれ。岡山大学大学院文学研究科修了。イラストレーターとしてデビューするも、生活の糧を得るため倫理・社会の講師として予備校の教壇に立つやいなや、受講生の圧倒的支持を受ける。その後世界史の講師に転じて、日本各地の予備校で授業を行ない、その数は十指に余る。1987年から河合塾講師。「河合塾サテライト」講座(衛星放送による授業)を担当し、教材や模試の作成などでも活躍
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

阿輸迦

1
p130フサインはサウジアラビアを建国したと思っていたら、違った。フサインはヒジャーズ王国を建国するが、イブン・サウードに敗れ王国は崩壊、後にサウジアラビアに併合される。1930年、ガンジー塩の行進を開始。p109ドイツインフレの原因:ドイツ労働者のストライキで生産はストップしたにもかかわらず賃金は支払われたため物資の不足が起こり、結果としてインフレが起きた。2020/01/31

ブナ太郎

1
現在から過去100年の歴史を詳しく解説する本書。過去100年の歴史は、私たちの現在と深く結び付いていることを実感した。また、100年前の出来事はさらに、過去の歴史を背景にして起こっているわけで。歴史が次々とつながっていく面白さが本書にはある。できれば、ある程度の世界史の知識は必要だが(同じく中経出版の「いっきに読める世界の歴史」でカバーできると思う)、これは世界史好きな人にこそ読んでほしい。きっと、新たな発見があるはずだ。2012/08/05

がぼ

0
それなりにはためになるかも…!2008/04/14

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