出版社内容情報
前漢の武帝の時代に司馬遷が完成させた『史記』の世界を、「人間関係」「人間の行動」「運命・人生」「帝王(リーダー)学」の視点から読み解く。現代に生きる人々の生き方の指針になる1冊。
内容説明
怒り、怨み、徳、侠、交友、君臣のあり方、因果律、帝王学…『史記』には人間のあらゆる姿が描かれている。人間を知るための最良の古典、『史記』の世界を味わおう。
目次
第1章 『史記』は人間の行動をどうとらえたか?(怒りの行動学;怨みの行動学 ほか)
第2章 『史記』は人間関係をどうとらえたか?(交友論(刎頸の交わり;管鮑の交わり)
君臣関係論(君主のあり方;臣下のあり方) ほか)
第3章 『史記』は運命・人生をどうとらえたか?(天道論;人生論 ほか)
第4章 『史記』は帝王をどうとらえたか?(帝王学とは何か;項羽の反面帝王学 ほか)
第5章 司馬遷の事績(司馬遷の生年・出生地;父司馬談 ほか)
著者等紹介
水野実[ミズノミノル]
防衛大学校人間文化学科教授。専攻分野は東洋哲学。1948年、東京都生まれ。早稲田大学文学部東洋哲学科卒業、早稲田大学大学院博士後期課程修了。平成8年まで早稲田大学講師を兼任。現在、鶴見大学講師を兼任
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