出版社内容情報
著者が祖国フィンランドより来日して35年、ハードルを超え参議院議員に当選するまでの道のりと、議員としての役割、価値観や支えあう家族の大切さまでを熱く語った冊。
内容説明
来日して35年、著者は日本人になりきりました。この国を住みよくしたいとの願いを胸に、その意欲と情熱をあなたにメッセージします。
目次
第1章 議員へ、そのハードルを越える(しがらみは諸刃の剣、扱いに注意したほうがいい;政見主体・人物本位―選挙にどう対応するかがポイントだ ほか)
第2章 議員としてどう闘うのか(大橋巨泉さんの話;国会議員としての姿勢をはっきりさせよう ほか)
第3章 人、物、自然…これからは「環境」が政治の大課題になる(誰もが安心して住める人間環境「多民族共生・共創社会」を提言する;多様な人々が自由に暮らせる社会のすばらしさを知る ほか)
第4章 家族、妻の応援が大切だ(家族の生活はなるべく自然流がいい;フィンランドとその近隣諸国のこと ほか)
著者等紹介
ツルネン,マルテイ[ツルネン,マルテイ]
参議院議員(民主党・比例代表選出)、当選1回。1940年4月30日フィンランド北カレリア生まれ。1964年社会福祉カレッジ卒業。1967年キリスト教会の宣教師として来日、東京長沼日本語学校で2年間学び、児童養護施設で指導員として4年間勤務。1974年宣教師を辞職。1975年より日本古典文学の翻訳、英会話塾、講演活動等を行う。1979年日本に帰化。1992年湯河原町議会議員に当選。1995年町議を辞職。参院選(1995年・1998年・2001年)衆院選(2000年)に立候補し惜敗。2002年繰り上げにより参議院議員初当選。環境と経済の両立に取り組む。現在、環境委員会、行政監視委員会、憲法調査会の各委員、民主党国際局長
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