出版社内容情報
日本最高のロシアウォッチャーとして知られる著者(元NHK解説委員)が、隣国ロシアを徹底ガイド! 激変する政治・経済から文化や暮らし、新しい日ロ関係まで、新鮮な視点で解説する。
目次
第1章 政治のしくみ
第2章 経済のしくみ
第3章 科学技術のしくみ
第4章 外交のしくみ
第5章 社会のしくみ
第6章 ロシア人のくらしのしくみ
第7章 文化のしくみ
著者等紹介
小林和男[コバヤシカズオ]
1940年、長野生まれ。62年東京外国語大学ロシア語学科卒業後、NHK入局。70年よりモスクワ特派員としてモスクワに2年間駐在後、東欧移動特派員としてウィーンを拠点に東欧共産諸国を3年間にわたり取材。82年「海外ウィークリー」のキャスターを務める。84年~87年、89年~95年の2度、支局長としてモスクワに駐在。ソ連崩壊など歴史上の大事件を、最も至近距離で取材した日本最高のロシア・ウォッチャーである。ソ連崩壊の報道でモスクワ支局長として「第40回菊池寛賞」、ソ連・ロシアに関する客観報道で「モスクワ・ジャーナリスト同盟賞」を受賞。95年帰国、解説主幹となりNHKスペシャル番組や「ラジオ夕刊」のキャスターを務める。2000年5月NHKを退職、部外解説委員となり、ジャーナリストとして放送の他、講演・執筆に活躍を続けている。現在、作新学院大学教授
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感想・レビュー
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たろーたん
1
ロシアのイメージと言えばウォッカだ。ロシアは会社帰りにちょっと飲むなんて飲み方はせず、飲むとなれば時間の観念を忘れ、徹底的に豪快に飲む。嬉しい時も悲しい時も飲み、死んでも、亡くなった人の魂のために、とウォッカを注いでもらえる。全般的に寒いロシアの風土から、体を中から温めるための方法としてウォッカを飲まれるようになったのだろう。また、風土に恵まれずブドウからワインを作るなどはできなかったが、ウォッカに必要なコムギと泉の水は余るほどあり、それも大きな要因だろう。(続)2023/09/21
O. M.
0
2001年出版です。前半の政治・経済の章は平凡(かつ、さすがに情報が古い)な説明でしたが、後半の社会・文化は割と価値ある内容でした。ロシア人の特徴など、脱線情報に興味深い情報がありました。2014/03/16
ist
0
ロシアさんも苦労してんのね。2009/10/05