出版社内容情報
日本と密接な関係にありながら近くて遠い“国””台湾。高い競争力を維持するビジネスの強み、中国やアジア諸国との外交のほか、民主化がすすむ社会の生活文化にいたるまで、最新事情を紹介。
内容説明
本書では、大規模地震という大きなイシューに遭遇して改めて実感する台湾の実力と高付加価値ビジネスを生み出す潜在能力の源を見つめ直すとともに、台湾との関係を考える良い指標を提供できるように心がけた。
目次
第１章 政治のしくみ
第２章 経済のしくみ
第３章 ビジネスのしくみ
第４章 社会のしくみ
第５章 外交のしくみ
第６章 安保のしくみ
第７章 華僑のしくみ
第８章 ２１世紀へのしくみ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
James Hayashi
25
2000年の著であるが、当時で歳出の約20%が国防費(以前は45%)。仮に国内外内密に核開発を行い完成時にアナウンスした場合、中国の脅威はどれほど減少するだろうか？現在の香港の状況を見る限り、１国２制度が受け入れられないことが見通せる。今は、失うものの方が大きいので中国が侵略してくることはないと思うが、虎視淡々と時期を見ていることだろう。安定した経済、政治、社会が整っていれば、台湾は生き残れると思うのだが。2019/11/06
