出版社内容情報
人件費の抑制と社員のモラール向上を両立させるのが、本書の「責任等級制」。職務上の責任に応じて給料を払うまったく新たな思想の賃金制度だ。その設計・導入から運用の基本までを詳解。
内容説明
本書は、これまでの建前的な「能力給」にかわる新しい賃金の考え方が真剣に求められていることを踏まえ、企業経営家として自信の持てる、将来を確実に展望できる賃金の考え方と具体的な制度設計のノウハウを提供するものである。これからの賃金人事制度のバックボーンとなる「責任等級制」の考え方は、各人の役割責任を明確化し、仕事の課題・目標に向かって成績を競い、その評価で賃金を決めていこうとするもので、オープンなわかりやすい実力主義がこれによって実現する。また本書では、賃金・年俸を運用する画期的なノウハウとして「ターゲット給」のしくみをはじめて確立した。
目次
1 賃金の決め方が大きく変わる
2 責任等級制度で賃金体系を刷新する
3 ターゲット給方式で等級別賃金表を作る
4 責任等級別賃金をさらに作り込む
5 年俸制には成績を大胆に反映させる
6 評価制度を確立して賃金制度を完成させる
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- 和書
- 安土の首