内容説明
ボードレールをロマン主義思潮の中に位置付けつつ、20世紀後半の美学的・哲学的かつ実践的な諸課題への展望をひらいた―画期的な労作。
目次
第1部 感応する恐怖(ボードレールにおける〈差異〉の迷信;《ワレトワガ身ヲ罰スル者》の格闘;〈大地〉は甘美にみちた菓子だ)
第2部 〈人=神〉(幻影の王国;背後世界への郷愁;充足した生への嫉妬;3つの法悦と〈死〉)
第3部 有限の中の無限(審美的〈分身〉の意味;宗教的贖罪の不充足)
ボードレールをロマン主義思潮の中に位置付けつつ、20世紀後半の美学的・哲学的かつ実践的な諸課題への展望をひらいた―画期的な労作。
第1部 感応する恐怖(ボードレールにおける〈差異〉の迷信;《ワレトワガ身ヲ罰スル者》の格闘;〈大地〉は甘美にみちた菓子だ)
第2部 〈人=神〉(幻影の王国;背後世界への郷愁;充足した生への嫉妬;3つの法悦と〈死〉)
第3部 有限の中の無限(審美的〈分身〉の意味;宗教的贖罪の不充足)