目次
1 中原中也論(詩集『山羊の歌』―汚れつちまつた悲しみに…;『在りし日の歌』―冬の長門峡;中也と象徴主義―一つのメルヘン;中也の修羅(一)―言葉なき歌
中也の修羅(二)―寒い夜の自我像
中也の修羅(三)―朝の歌
友人たち―骨
ダダの影―“朝鮮女”と詩人の不幸
対人圏と名辞以前の世界(前)―北の海
対人圏と名辞以前の世界(後)―頑是ない歌)
2 中原中也論・補遺(中原中也研究の諸問題(一)―生い立ちと京都転校の理由について
中原中也研究の諸問題(二)―小林秀雄と泰子の破局の意味するもの(一)憎怨の三角関係
中原中也の魅力、その芸術観
中原中也の愛と生活
中原中也と現代)