ダンテと現代

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  • サイズ B6判/ページ数 548p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784806047186
  • NDC分類 971
  • Cコード C1098

内容説明

ダンテの不思議な世界は作家・詩人たちにどのようにとらえられ、また現代の視点からどうとらえうるか―ボッカッチョ、チョーサー、ブレイク、バイロン、シェリー、キーツ、プッチーニ、漱石、ジョイス、エリオット、イェイツ、プルースト、アイヒンガーとダンテの関わり、そしてミメーシス、フェミニズムから見たダンテ。

目次

地獄の「変身」物語
ダンテ『地獄篇』抄訳―第二十四歌・第二十五歌
ダンテと愛の系譜―ダンテとベアトリーチェ、そしてパオロとフランチェスカ
「地獄篇」のなかの喜劇―ジャンニ・スキッキ
『神曲』における直喩をめぐって
ベアトリーチェ―離れゆく救済仲介者
チョーサーの『名声の館』―‘Dante in Inglissh’
ブレイクのダンテ読解―「赦し」と無限のテクスト
『死者たち』・「再生」の思考―ダンテに学んで
エリオット、ジョイス、イェイツと『神曲』
より大きな欲望―イルゼ・アイヒンガーの天国と地獄
楽園と天国の風景―ダンテ、ボッカッチョ、ガウェイン詩人とプルースト

著者等紹介

米川良夫[ヨネカワリョウフ]
国学院大学名誉教授。イタリア文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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