内容説明
異数の俳人・私小説作家の石塚友二に永年親近してきた著者が、若き日の友二が菊池寛、横光利一、水原秋桜子、石田波郷らとの出会いによる情誼を通じて昭和の激動期を誠実に生き抜いた証を克明に追跡した。
目次
家郷時代
東京堂時代
俳句と小説と
沙羅書店時代
俳誌「鶴」創刊
戦時下の頃
戦後の時代
「鶴」の再復刊
石田波郷の没後
晩年の友二
友二の没後
著者等紹介
清田昌弘[セイタマサヒロ]
1931年、鎌倉に生まれる。早大英文科卆。現在、日本出版学会会員、鎌倉文学史話会会員。鎌倉文学館専門委員、田崎美術館評議員
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