内容説明
20世紀後半の前衛美術。自ら渦中に在った画家が、現代美術の多様な魅力・断面に迫る。あわせて花田清輝・安部公房・岡本太郎ら多くのアーティストとの交遊を通して「アヴァンギャルド」を語る。
目次
1 半世紀の反省記(反面教師;小さな造反;キヌコスリ;球根栽培 ほか)
2 世紀末から―わが戦後芸術交遊録(芸術運動の仕掛人―花田清輝;アバンギャルドの旗手―岡本太郎;詩的発明家―安部公房;江東の詩人―関根弘 ほか)
著者等紹介
池田龍雄[イケダタツオ]
1928(昭和3)年、佐賀県伊万里市に生まれる。1948年に多摩造形芸術専門学校(現・多摩美術大学)に入学。まもなく花田清輝や岡本太郎らのアヴァンギャルド芸術運動に参加。以来、文学や映画など、多くのジャンルと深く交わりながら一貫して美術の前衛として今日まで活躍し続ける
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