内容説明
日野草城はホトトギス四Sに先駆けて登場した一Sだった。連作「ミヤコホテル」はセンセーションを巻きおこした。新興俳句を牽引し、俳句の世界にモダニズムを取り込んだ。病床にあった戦後は、境涯句により枯淡の境位を確立した。―時代とともに生きた俳人の生涯を赤裸裸に描いた労作。
目次
生い立ち
「新月」の背景
「京鹿子」の仲間たち
東西の帝国大学俳句会
愛子観世音
俳部屋日記
大阪人となるの記
青芝の上で
「ホトトギス」の圏外へ
「ミヤコホテル」論争〔ほか〕
日野草城はホトトギス四Sに先駆けて登場した一Sだった。連作「ミヤコホテル」はセンセーションを巻きおこした。新興俳句を牽引し、俳句の世界にモダニズムを取り込んだ。病床にあった戦後は、境涯句により枯淡の境位を確立した。―時代とともに生きた俳人の生涯を赤裸裸に描いた労作。
生い立ち
「新月」の背景
「京鹿子」の仲間たち
東西の帝国大学俳句会
愛子観世音
俳部屋日記
大阪人となるの記
青芝の上で
「ホトトギス」の圏外へ
「ミヤコホテル」論争〔ほか〕