パウル・ツェラン新論―「子午線」という謎をめぐって

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 323p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784806030607
  • NDC分類 941
  • Cコード C1098

目次

1 ツェランの天幕と黒い太陽
2 隠された子午線について
3 薔薇、もうひとつの子午線
4 楽園の「失われた言語」
5 詩と絵の連続線「トレ」をめぐって
6 言語における「他者性」という問題
7 詩人は聖なるものを名指す
8 布のミュトス(神話)

著者等紹介

今井美恵[イマイミエ]
東京生まれ。千葉大学大学院文学研究科修了。高校でエリュアールおよびシュルレアリスム、ランボーに親しみ、大学では近代フランス詩・文学を専攻した。その後ロラン・バルトなどの記号論を経て、文学理論に向かう。主にデリダ研究。感性と理論を駆使し、表現としての言語、無意識の知、マラルメ以後の新たなる詩へのアプローチを試みている。ツェランの他に、現在ベンヤミンや折口信夫をメタファーと構造によって読解中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品