目次
第1章 工場法施行以前の工場取締(最先の工場建設に関する取締規則―明治10(1877)年大阪府三業取締規則
蒸気汽罐の普及とその検査の始まり―明治19(1885)年長野県蒸汽汽罐取締規則 ほか)
第2章 工場法の制定、施行へ―明治44(1911)年1月18日公布、大正5(1916)年9月1日施行(工場法の制定の理由―明治43(1910)年12月3日閣議書
戦後編さんされた正史に見る工場法の制定理由 ほか)
第3章 工場法の施行(第1回工場監督年報―大正7(1918)年3月30日報告
工場法下の府県工場取締規則‐工場法と府県工場取締規則の関係)
第4章 工場法の展開(児童労働の排除―工場法第2条から大正12(1923)年工業労働者最低年齢法へ
深夜業の禁止―工場法第4条15年間の施行猶予、昭和4(1929)年の猶予廃止 ほか)
第5章 労働基準法の誕生と工場法の廃止―昭和22(1947)年4月7日(工場法の展開(俯瞰)
工場法小史年表)
著者等紹介
横田隆[ヨコタタカシ]
昭和17(1942)年大阪市生まれ。塗料メーカーに勤めながら、昭和45(1970)年に関西大学二部文学部史学科卒業。昭和46(1971)年、労働基準監督官任官。愛知局、広島局、大阪局に山梨局都留労働基準監督署長、大阪局東大阪労働基準監督署長などを歴任し、平成12(2000)年の大阪労働局発足時には総務部総務課長。大阪中央労働基準監督署長を勤めた後、平成14(2002)年に厚生労働省を退職。労災年金福祉協会大阪労災年金相談所長、電機メーカーや人材派遣会社の顧問を勤め、平成24(2012)年より研究・執筆に専念(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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