内容説明
どこまでやれば安全配慮義務をつくしたことになる?安全衛生スタッフも刑事責任を問われる?労災保険が給付されれば損害賠償はしなくてよい?百戦錬磨の弁護士がいまさら聞けない疑問に答えます。
目次
第1章 労災補償、損害賠償の基礎知識(労災補償の仕組み;労災保険の請求と損害賠償;使用者の安全配慮義務(責任論)
損害賠償の法的な根拠
高額賠償事例)
第2章 労災・職業病事件の裁判事例(責任の範囲と所在)(労災事故;職業病)
第3章 安全衛生スタッフが関わる賠償の実務(和解;民事訴訟)
第4章 刑事訴訟手続きへの対応(刑事訴訟の手続き;刑事訴訟手続きに企業がとるべき対応)
著者等紹介
外井浩志[トイヒロシ]
1981年東京大学法学部卒業。1985年弁護士登録。東京労働基準局労働基準監督官、安西法律事務所を経て、2006年外井(TOI)法律事務所開設(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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