出版社内容情報
論文を読むのに苦労している人は多い。読み方を教わらないのに、正しく解釈することを求められるから…。
しかし、残念ながら研究デザインや統計学だけを学んでも論文を読めるようにはならない。
本書ではバイアスの具体的な解釈、応用的な研究デザイン・統計解析の話は出てこない。
しかし、本書を読むことで断片的になりがちな知識が繋がり、論文をどのように捉えればいいかが見えてくる。
特に臨床医かつ研究者である著者だからこそ言える「とりあえずここまで読めればいい」という
割り切った線引きは、多くの初学者にとって論文を読む手助けになるはず。