出版社内容情報
論文を読むのに苦労している人は多い。読み方を教わらないのに、正しく解釈することを求められるから…。
しかし、残念ながら研究デザインや統計学だけを学んでも論文を読めるようにはならない。
本書ではバイアスの具体的な解釈、応用的な研究デザイン・統計解析の話は出てこない。
しかし、本書を読むことで断片的になりがちな知識が繋がり、論文をどのように捉えればいいかが見えてくる。
特に臨床医かつ研究者である著者だからこそ言える「とりあえずここまで読めればいい」という
割り切った線引きは、多くの初学者にとって論文を読む手助けになるはず。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
macho
11
研修医【シニアレジデント】の時にこの本があれば!と思う一冊。別に遅くはないが。2022/03/19
山のトンネル
8
★5。大学生時代に読みたかった本。論文読解にまつわる疑問や円滑に読み進めるためのtipsがまとまった1冊。大学図書館か研究室に1冊あると便利。2024/10/01
Iwata Kentaro
6
献本御礼。良書。タイトルが二重の意味になっているのに気づくと、学びの機会が多い。機械学習について無知なので、そこは要復習。2021/04/30
Satoshi Hara
5
臨床研究論文についてセクション別に丁寧に解説がされている。医学生や初期研修医にまず1冊目としてこれを読むと良いのでは。筆者はLetterを業績としたら指導医に怒られたというけど、査読されるものだし、Letterはきちんと評価されるべきものだと思う2022/02/03
とある内科医
3
メソッドの項でどうしても息切れ。読了に時間がかかった。2021/06/17
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