在宅医療―治し支える医療の概念と実践

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在宅医療―治し支える医療の概念と実践

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  • サイズ B5判/ページ数 292p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784805889886
  • NDC分類 498
  • Cコード C3047

出版社内容情報

◆医療の理念の変化
人口の高齢化に伴う疾病構造の変化とともに、医療に求められる役割が変わってきています。
複数の慢性疾患を抱えながら地域で暮らす高齢者や自宅で最期のときを迎えたいと願う高齢者にとって、病院医療に代表される、疾患の治療を最優先に考える従来からの「治す医療」だけでは、自らが望む生活の実現のために十分とは言えません。

◆「治す医療」から「治し支える医療」へ
そのため、治療を含めた患者のLIFE(生命・生活・人生)という視点から医療を考え、患者のQOLの向上を重視する「治し支える医療」という新たな考え方への転換が求められています。その考えのもと、住み慣れた自宅や地域での療養生活を、医療、看護、介護、生活支援等の多様なサービスとともに支えるのが「在宅医療」です。

◆新たな概念を明らかにし、体系的にまとめたテキスト
現在の医学教育は、病気を治すことを中心とした学問体系になっており、「在宅医療」の概念は明確にはなっていません。本書は、この新たな医療の概念を明らかにし、体系的に整理した本邦初の医学生及び在宅医療を志す臨床医向けのテキストです。


【主な目次】
●第Ⅰ部 概論

第1章 理念・意義
第2章 在宅医療の歴史
 -主として制度・政策面から見た流れ-
第3章 治し支えるという医療の概念と構造
第4章 在宅医療における診断・評価と治療・ケア
第5章 アドバンス・ケア・プランニング(ACP)
第6章 看取り
第7章 医学教育から見た在宅医療のあり方
第8章 根拠のある在宅医療とは
●第Ⅱ部 具体的な症例を用いた演習
第Ⅱ部の使い方、症例の舞台
症例1 慢性呼吸不全の在宅医療
症例2 慢性心不全の在宅医療
症例3 認知症の在宅医療
症例4 がんの在宅医療
症例5 神経難病の在宅医療
症例6 独居の在宅医療

※コラムを多数収載


【監修・執筆】
横倉義武(ヨコクラ病院理事長、日本医師会名誉会長)
大島伸一(国立長寿医療研究センター名誉総長)
辻哲夫(医療経済研究・社会保険福祉協会理事長)
新田國夫(つくし会理事長、日本在宅ケアアライアンス理事長)
【編集・執筆】
蘆野吉和(山形県庄内保健所長)
太田秀樹(アスムス理事長、全国在宅療養支援医協会事務総長)
【執筆】
長谷川敏彦、三浦久幸、髙橋昭彦、錦織宏、森下真理子、葛谷雅文、水野正明
【コラム執筆】
石本淳也、迫井正深、荒井秀典、石垣泰則、黒岩卓夫、小堀鴎一郎、武田俊彦、佐藤美穂子、草場鉄周、垣添忠生

内容説明

「治す医療」から「治し支える医療」へ。社会の変化に伴い、求められる医療の姿も変わる。疾患の治療だけでなく、患者のLIFE(生命・生活・人生)に寄り添う「在宅医療」の概念を明らかにし、体系的にまとめた本邦初のテキスト。

目次

第1部 概論(在宅医療の理念・意義;在宅医療の歴史―主として制度・政策面から見た流れ;治し支えるという医療の概念と構造;在宅医療における診断・評価と治療・ケア;アドバンス・ケア・プランニング(ACP)
看取り
医学教育から見た在宅医療のあり方
根拠のある在宅医療とは)
第2部 具体的な症例を用いた演習

著者等紹介

横倉義武[ヨコクラヨシタケ]
社会医療法人弘恵会ヨコクラ病院理事長。公益社団法人日本医師会名誉会長。1969年久留米大学医学部卒業。1983年ヨコクラ病院診療部長、1990年同院長、1997年より同理事長。2006年福岡県医師会会長、2010年日本医師会副会長などを経て、2012年に日本医師会会長(第19代)に就任、2020年まで4期務めた。2017年には世界医師会会長に就任(第68代、2018年まで)。日本医師会会長在任時には、かかりつけ医を中心とした地域における医療提供体制の構築に尽力した

大島伸一[オオシマシンイチ]
国立長寿医療研究センター名誉総長。名古屋大学名誉教授。1970年名古屋大学医学部卒業。社会保険中京病院泌尿器科、副院長を経て、1997年名古屋大学医学部泌尿器科学講座教授、2002年名古屋大学医学部附属病院病院長。2004年国立長寿医療センター総長、2010年独立行政法人国立長寿医療研究センター理事長・総長、2014年より名誉総長。2007年に在宅医療推進会議を設置、在宅医療の推進に尽力し、国の全国在宅医療会議に発展させ座長を務めた。2012年に社会保障制度改革国民会議委員に就任、2013年に「治す医療」から「治し支える医療」へという医療制度改革の根幹となる提言を示した。医道審議会会長、日本学術会議第二部会員なども務めた

辻哲夫[ツジテツオ]
一般財団法人医療経済研究・社会保険福祉協会理事長。東京大学高齢社会総合研究機構客員研究員。1971年東京大学法学部卒業。同年、厚生省(当時)入省。老人福祉課長、国民健康保険課長、大臣官房政策課長、同審議官(医療保険、健康政策担当)、保険局長、厚生労働事務次官などを経て、2009年東京大学高齢社会総合研究機構教授に就任。特任教授を経て現在は同機構客員研究員ほか医療経済研究・社会保険福祉協会理事長など。厚生労働省在職中は、2006年の医療制度改革など社会保障分野の諸改革に携わった

新田國夫[ニッタクニオ]
医療法人社団つくし会理事長。一般社団法人日本在宅ケアアライアンス理事長。1967年早稲田大学第一商学部卒業。1979年帝京大学医学部卒業。帝京大学病院第一外科・救急救命センター勤務を経て、1990年に医療法人社団つくし会新田クリニック開院。1992年より医療法人社団つくし会理事長。在宅医療の草分け的存在の一人であり、全国在宅療養支援医協会会長、在宅医療に関わる22の専門職団体による「日本在宅ケアアライアンス」の理事長を務める

蘆野吉和[アシノヨシカズ]
山形県庄内保健所長。特定非営利活動法人日本ホスピス・在宅ケア研究会理事長。1978年東北大学医学部卒業。1985年福島労災病院外科部長、2005年十和田市立中央病院院長、2013年青森県立中央病院医療管理監、2014年社会医療法人北斗地域包括ケア推進センター長などを経て、2020年より現職。2019年、日本在宅医療連合学会代表理事・初代会長

大田秀樹[オオタヒデキ]
医療法人アスムス理事長。一般社団法人全国在宅療養支援医協会事務総長。一般社団法人日本在宅ケアアライアンス事務局長。1979年日本大学医学部卒業。自治医科大学大学院修了。同大専任講師を経て、1992年におやま城北クリニックを開業。365日対応の訪問看護・訪問診療を開始し、看取りまで支える在宅医療を実践。現在’機能強化型在宅療養支援診療所、訪問看護ステーション、居宅介護支援事業所、介護老人保健施設、機能強化型認定栄養ケア・ステーションなどを運営し、地域包括ケアシステム構築の一翼を担い、在宅医療の普及推進に尽力(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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