内容説明
本書では、発達の個人差が大きい乳児の姿が、まんがと、担任の日誌で示されています。そして、記述で不足している点や気づいてほしい点が指摘されています。さらに、その記述を、保育所保育指針や幼保連携型認定こども園教育・保育要領の観点から記録し、分析します。そこから、領域の育ちや育みたい資質・能力が見えてきます。同様のステップで、具体的な事例をもとにワークとして記録を書いてみます。領域や育みたい資質・能力の視点で分析し、子どもの育ちをとらえるところまでを経験します。
目次
序章 子どもの「育ち」をとらえる記録とは(保育における記録の意味;子どもの育ちつつある姿をとらえた記録の方法)
第1章 場面で学ぶ記録とワーク 0歳児(記録のための基本情報;子ども理解に向けた記録の視点と書き方 ほか)
第2章 場面で学ぶ記録とワーク 1歳児(記録のための基本情報;子ども理解に向けた記録の視点と書き方 ほか)
第3章 場面で学ぶ記録とワーク 2歳児(記録のための基本情報;子ども理解に向けた記録の視点と書き方 ほか)
資料
著者等紹介
無藤隆[ムトウタカシ]
白梅学園大学名誉教授。専門は発達心理学・教育心理学。「幼小接続会議」座長のほか、文部科学省中央教育審議会委員などを歴任
大方美香[オオガタミカ]
大阪総合保育大学大学院教授。専門は保育学・乳幼児教育学。子育てサロンぶらんこを主催し、子育て支援の実践にも携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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