内容説明
利用者と家族の意向が違う…。利用者の要望はどこまで受け入れる?「病名告知」はどうしたらいい?利用者から贈り物をもらってしまった…。仲の悪い利用者同士への対応は?介護現場でよくある“困りごと”の倫理的な解決法を学べます。
目次
第1章 “困りごと”が生じる原因と解決のための条件(あなたならどうする?;こんな経験は、ありませんか?;なぜ、このような問題が起こるのでしょう?;介護に関する困りごとの“根本的な解決”のために)
第2章 「問題解決の6原則」と活用方法(倫理的な配慮と「問題解決の6原則」;「問題解決の6原則」の活用方法)
第3章 倫理的視点で読み解く介護現場における“困りごと”事例(利用者と介護職の間に生じる困りごと;利用者と家族間、家族と介護職間等に生じる困りごと)
著者等紹介
中村裕子[ナカムラヒロコ]
株式会社日本ヒューマンヘルスケア研究所所長。医学博士、保健学修士。1978年東北大学医学部神経内科入局。1982年米国カリフォルニア州立大学(UCLA)医学部行動神経学(Prof.Benson)に教官助手で留学(~1984)。1989年東北大学医学部にて医学博士号取得、研究・臨床に従事。1993年東京大学医学系大学院前期博士課程入学、保健学修士号取得。1995年東京大学医学系大学院後期博士課程に進学、満期修了(~1999)。米国ジョージタウン大学ケネディ生命倫理学研究所に客員研究員で留学(~1996)。1996年仙台白百合女子大学人間学部生活福祉専攻教授(~2009)。2009年株式会社日本ヒューマンヘルスケア研究所を設立(~現在)。2010年聖隷クリストファー大学社会福祉学部教授。2011年聖隷クリストファー大学社会福祉学部臨床福祉学科長、大学院修士・博士課程教授(~2017)。2017年株式会社日本ヒューマンヘルスケア研究所代表取締役・所長(~現在)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。