内容説明
この記録、どこがわかりづらいのか?「元の記録」と「修正例」を示しながら、誰が読んでもわかる記録のポイントを伝授。コツをつかんで支援に自信を持ちましょう!ケアマネジャー、ソーシャルワーカー、施設職員、カウンセラー必携の書。
目次
1章 相談援助職として書く記録(記録の目的;記録の内容;記録の体裁(「見た目」や「書きぶり」) ほか)
2章 専門職として適切な表現集―MSE(Mental Status Exam メンタル・ステータス・エグザム)をふまえて(MSEを用いて言語化する場合の留意点;全般的な見かけや身だしなみ;体の動きや運動機能 ほか)
3章 記録の実際74―事例と解説(自宅での転倒;高齢者虐待の疑い;受診同行 ほか)
著者等紹介
八木亜紀子[ヤギアキコ]
福島県立医科大学放射線医学県民健康管理センター特任准教授。プリンシプルコンサルティング株式会社プリンシプル職場の心理学研究所所長。アアリイ株式会社代表取締役。取得資格:米国カリフォルニア州臨床ソーシャルワーカー、精神保健福祉士、公認心理師、国際EAP(Employee Assistance Program)協会認定EAプロフェッショナル。専門:臨床ソーシャルワーク、EAP、専門家倫理、ウィスコンシン大学大学院マジソン校(University of Wisconsin‐Madison)ソーシャルワーク修士課程修了。同志社大学大学院アメリカ研究科博士課程単位取得満期退学。米国サンフランシスコのRichmond Area Multi‐Service Inc.にて日英両語で個人、家族、グループ療法を提供し、日系コミュニティへのアウトリーチに従事。またニューヨークのAon Consulting Inc.でリーダーシップ養成トレーナー、コーチングを日英両語で行った。帰国後、(株)イープで従業員支援に携わるとともに、EAP専門家養成講座を企画運営し、スーパービジョンを提供。筑波大学、東京学芸大学で教職員のワーク・ライフ・バランス支援、女性研究者支援に従事。また社会福祉法人JHC板橋会ワーキング・トライで障害者の就労支援に携わった。現在は、福島県における被災者支援と相談援助職に向けた記録の研修、組織へのメンタルヘルスやハラスメントに関する研修やコンサルティング等に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。