内容説明
ケアプランに位置づけたサービスの根拠を語れますか?インテークやアセスメント(情報収集)のポイントを解説。情報の分析方法と課題整理総括表の活かし方を紹介。ケアプランの役割と機能、プランニングにおける「思考」を丁寧に説明。
目次
第1章 アセスメントとケアプランの基本的考え方(ブラックボックスになっているアセスメント部分;ケアプランとは;ケアプランの役割・機能)
第2章 ケアマネジメントプロセスに沿った思考(インテーク;アセスメント;情報の分析と再構築~課題整理総括表)
第3章 ICF・ICIDHとADL・IADLの視点からの分析(ICFとICIDHの要素の関係;ADL・IADLに関連した課題;三大介護(食事、排泄、入浴)に関連した課題)
第4章 居宅サービス計画書原案の作成(プランニング)(総論;第1表「居宅サービス計画書(1)」
第2表「居宅サービス計画書(2)」―ニーズ
第2表「居宅サービス計画書(2)」―目標
第2表「居宅サービス計画書(2)」―援助内容
第3表「週間サービス計画表」)
第5章 居宅サービスの構造(居宅サービスとは;訪問系サービス;通所系サービス;環境を整えるサービス;その他の公的サービス、インフォーマルサポート及びセルフケア;「ケアプラン点検支援マニュアル」に基づくセルフチェック)
著者等紹介
松本善則[マツモトヨシノリ]
社会福祉法人倣襄会理事。亀岡市篠地域包括支援センターセンター長。公益社団法人京都府介護支援専門員会副会長。1985年、明治鍼灸短期大学(現・明治国際医療大学)卒業後、2年間鍼灸院に勤務の後、医療法人あたご病院リハビリテーション科に勤務する。介護支援専門員を取得したことから、介護保険施行に併せ同法人の介護保険事業立ち上げ準備をきっかけに、あたご病院老人介護支援センター(居宅介護支援事業所)兼務となる。医療法人の吸収合併により、医療法人清仁会亀岡シミズ病院リハビリテーション科、亀岡シミズ病院老人介護支援センター兼務。2007年より京都府介護支援専門員協議会(現・公益社団法人京都府介護支援専門員会)にかかわり、常任理事、事務局長を経て、現在、副会長。受託する法定研修の講師や研修企画に携わり、京都府福祉人材・研修センター(京都府社会福祉協議会)受託の京都府介護支援専門員実務研修にもかかわっている
福富昌城[フクトミマサキ]
花園大学社会福祉学部社会福祉学科教授。公益社団法人京都府介護支援専門員会顧問。一般社団法人日本ケアマネジメント学会副理事長。一般社団法人京都社会福祉士会会長等。1988年、同志社大学大学院文学研究科社会福祉学専攻(修士課程)修了。大学院在籍中より、社会福祉法人聖徳園枚方ホームケアセンターにおいてデイサービスセンター、在宅介護支援センター等で勤務する。1990年より京都保育福士専門学院介護福祉科勤務。1997年より滋賀文化短期大学人間福祉学科介護コース勤務。聖徳園在籍中に、日本に紹介され始めた新しい支援方法であるケアマネジメントを知り、研究を始める。また、介護保険導入前の1995年頃からケアマネジメントやケアプラン作成に関する研修を行うようになる。その後、『介護支援専門員実務研修テキスト』(長寿社会開発センター、2003年)・実務研修のプログラムの作成にかかわる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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