内容説明
利用者の「動き出し」に目を向けると、その人の“力”が見えてくる。「動き出し」には利用者の意思が表れる。だから、介護技術で利用者を動かすのではなく、利用者の動き出しを待ち、それをつないでいく…。この当たり前のことを当たり前に実践するための書。
目次
第1章 確認しよう、利用者とのかかわり(「介護が必要な人」というフィルターで見ると…;適応している利用者を理解する ほか)
第2章 「動き出しは本人から」の基本(「動き出し」とは;利用者が受け身になる理由 ほか)
第3章 「動き出しは本人から」の実践(準備を大切にする;基本技術を身につけよう)
第4章 こんなに変わる!利用者の生活と介護職のかかわり(利用者の変化・介護職の変化;事例で学ぶ「動き出しは本人から」の実践)
著者等紹介
大堀具視[オオホリトモミ]
日本医療大学保健医療学部リハビリテーション学科教授・作業療法士。1967年北海道生まれ。回復期リハビリテーション病院の作業療法士として11年間勤務した後、作業療法士の養成教育に従事。2013年より手稲渓仁会病院リハビリテーション部副部長。同病院勤務の傍ら、複数の介護施設、病院等にて、介護、看護、リハビリテーション職員とともに、利用者主体の介護(「動き出しは本人から」)を実践(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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