出版社内容情報
事例検討会で悩むケアマネジャーに向けて、その目的、テーマ、事前準備、運営の手法等を実践的に解説。事例を理解するためのやりとりが学べる逐語展開も収載した。参加者として、事例提供者として、司会として、どう取り組み、援助力の向上につなげればよいのかがわかる一冊。
一般社団法人日本ケアマネジメント学会認定ケアマネジャーの会[イッパンシャダンホウジンニホンケアマネジメントガッカイニンテイケアマネジャーノカイ]
監修
白木 裕子[シラキ ヒロコ]
編集
内容説明
地域や事業所で開催する事例検討会の準備、心構えから、効果的な検討会へ導くベテランの思考過程まで、この1冊で苦手意識を脱却!初心者の参加意欲を高め、実践力の向上につながる検討会づくりのイロハを教えます。
目次
第1章 「実況」事例検討会
第2章 なんのために事例検討を行うのか
第3章 事例検討シートの書き方
第4章 事例検討会をはじめよう!
第5章 事例理解のポイント
第6章 「手立て」を考える
第7章 現在進行形の事例検討会
著者等紹介
白木裕子[シラキヒロコ]
株式会社フジケア取締役社長。看護師・認定ケアマネジャー・主任介護支援専門員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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100万回生きたメガネ
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正確に言うとケアマネではないのだけど、職場で結構な頻度で事例検討が催され、自分もいよいよファシリを担うべき年代や立場になってきたものだから何かヒントを得たいと思って本書を手に取った。事例検討会の構造とか目的とか進め方なんかは何となくイメージできるけれども、結局はファシリが事前準備も含め、参加者に気付きを与えられるような回しができるかが重要だが、本書を読み終えた後でも自信が付いたとまでは言い難い。結局検討会は水物で、事例や参加者で雰囲気は変わるもの。タイムリーに的確な返しができるようになれたら最高なのだが。2021/05/12