出版社内容情報
福岡 寿[フクオカ ヒサシ]
著・文・その他
内容説明
障害者福祉の現場で、施設の支援員や在宅障害児・者のコーディネーター、相談支援専門員として30年、先進的な実践の旗手として政策にもコミットしながら活躍してきた福岡寿が語った、障害者福祉、支援の原点がここにある。
目次
第1章 施設と地域のあいだで考えた―本質は「本人中心支援」への気づき(入所も地域も結局、親の期待に応え続けた―レイパイトケアと地域生活支援センターに夢中になる;「地域移行」でなく「地域生活移行」にこだわったコロニー「西駒郷」の取り組み;自立支援協議会は、本人中心支援を関係機関が意思統一する場 ほか)
第2章 相談支援専門員としてプレイヤーを目指すために―私が大切だと思ってきた五つの考え方とアプローチ(「意思決定支援」は本人の選択・判断基準のスケールを更新し続けることへの応援;相談支援専門員は「木を見ながら、森をこしらえる人」サービス管理責任者は「森を見ながら、木をこしらえる人」;「サービス等利用計画」は支給決定の根拠資料(市町村の信頼を得るために)―マフラーを上着代わりにするような支援の組み立てはしない ほか)
第3章 これからの相談支援実践―プレイヤーの資質とマインド(「小さなケアマネ」の視点と「大きなケアマネ」の視点を中心にもちつつ;「本人中心の社会モデルで支えていく視点」を常に関係機関に示し続けていく;地域の事業所を本人中心の事業所に変えていく―できるところから、事業所間の「行ってみてやって委員会」を試みる ほか)
著者等紹介
福岡寿[フクオカヒサシ]
昭和56年東京大学文学部卒。長野県内中学校教師。昭和60年知的障害者更生施設長峯学園指導員。平成2年地域療育拠点施設事業コーディネーター。平成10年社会福祉法人高水福祉会常務理事(~26年度まで)。北信圏域障害者生活支援センター所長(~19年度まで)。平成15年長野県社会部障害福祉課障害者自立支援課専門員兼務(~19年度まで)。平成27年法人参与。団体等の役職、委員等:長野県自立支援協議会会長、長野県発達障がい者支援対策協議会連携推進部会長、日本相談支援専門員協会顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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