内容説明
個人や教会の代表者、宗教関連団体の代表者たちだけでなく、貧しい人々の家庭で慈善活動を始めようとする人たちのための手引書。
目次
はじめに
一家の主人
家庭における一家の主人
主婦
子ども
健康
消費と節約
レクリエーション
救済
教会
友愛訪問員
著者等紹介
門永朋子［カドナガトモコ］
大阪市立大学大学院生活科学研究科後期博士課程修了。博士（学術）。大学教員を経て、翻訳家、異文化ファシリテーター、ジュエリー作家
鵜浦直子［ウノウラナオコ］
大阪市立大学大学院生活科学研究科後期博士課程中退。博士（学術）。大阪市立大学大学院生活科学研究科講師
高地優里［タカチユリ］
大阪市立大学大学院生活科学研究科前期博士課程修了。修士（学術）。元社会福祉法人恩賜財団大阪府済生会吹田医療福祉センター大阪府済生会吹田病院医療ソーシャルワーカー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆう。
21
本著は1899年に出されたものを翻訳したものです。ソーシャルワークの原点が述べられていたように思います。リッチモンドは貧しい人々に対して「友人として」接することの重要性を述べています。ソーシャルワーカーがパターナリズム的になるのではなく、共に歩もうとすることの重要性を述べているように思いました。また、レクリエーションの重要性についても述べているところは大変大切だと思いました。生活困窮者の生活の質をしっかりと考える必要性があるのだと思いました。2018/03/29
