目次
第1章 子どものための放課後等デイサービスを目指して
第2章 発達支援の実践例とそのポイント(衝動性への支援―勝敗にこだわらず、落ち着いて生活が送れるようになるために(ADHD、9歳)
子ども主体の支援―豊かな成人期の生活に向けて、地域や他機関での連携を通し、「子どもらしい」育ちを支援する(知的障害・自閉症、11歳)
第2の家の機能―長期休暇中の自然体験活動(知的障害を伴う自閉症、9歳)
ソーシャルスキル―小集団の中で、気持ちや行動のコントロールを促す(通常学級、通級に通う子どもたち)
ぷれワーキング(職場体験実習)―地域での社会体験の積み重ねにより、人とかかわる喜びや自分がやりがいを感じることを見つけていく(ダウン症、11歳)
重症心身障害児の放課後支援―放課後を楽しく過ごせる居場所づくりと家族の生活にゆとりを(重症心身障害、7歳)
不登校児への支援―学校との連携を通して本人を支え、家族支援として母親をサポート(自閉スペクトラム症、13歳)
意思決定、余暇支援―自分の意思で活動を決定し、生きがいをもって過ごせるように(知的障害、12歳)
地域交流活動―小集団での外出活動を通じた社会技能習得の取り組み(特別支援学級等に通う子どもたち)
地域との連携―仲間との関係、社会との関係の中で育てていく(発達障害、15歳) ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Glitter
3
正に実践事例集。 法的な位置づけから実際の支援内容まで書かれている。 個別計画、指導案、プログラムのタイムスケジュールなどの例も豊富。 目標設定の方欲や支援内容別のポイントも載っている。 放課後等デイサービスの質を高めるのに有用な一冊。 続編があればぜひ読みたい。2020/02/13
シルビア
0
書類全般の書き方として読んでみるととても参考になります。客観的な記録をシンプルに埋めていく作業は現場ではなかなかの集中力を要します。ただ事例集として読むならば目の前の現実と照らし合わせるのが難しいかもしれません。ただ長期休みなどのタイムスケジュールは参考になりました。2023/09/02