出版社内容情報
?良 麻子[コウラ アサコ]
目次
序章 研究の目的と構成
第1章 社会福祉関連法制度の課題
第2章 ソーシャルワーク理論の課題
第3章 ソーシャルワーク実践の課題
第4章 研究デザイン
第5章 ソーシャルアクションの事例研究
第6章 日本におけるソーシャルアクションの実践モデル
第7章 日本におけるソーシャルアクション
終章 本研究の意義と今後の課題
著者等紹介
〓良麻子[コウラアサコ]
香川県出身。横浜国立大学教育学部教育学科卒業後、株式会社ビギ勤務。コロンビア大学大学院スクールオブソーシャルワーク修了後、在宅介護支援センター勤務。東京家政学院大学人文学部人間福祉学科助手を経て、東京学芸大学教育学部教授。東洋大学大学院福祉社会デザイン研究科社会福祉学専攻修了、博士(ソーシャルワーク)。社会福祉士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ゆう。
22
社会福祉運動や保育運動を記録した本はありますが、ソーシャルアクションそのものを研究した本は数が少ないと思います。「制度からの排除」されている福祉ニーズを持つ人たちの権利をどのようにして守っていくのかを考えたとき、ソーシャルワーカーがただ社会資源を調整するのではなく、必要な制度を使いつつ開発することはとても大切なことだと思います。個人的には制度からの排除だけでなく、制度そのものも作り社会変革と人格発達を伴う社会福祉運動に発展していくソーシャルアクションのあり方をもっと考えたいと思いました。貴重な研究書です。2017/04/15
昌也
0
ゆう様のコメント同様、興味深い研究だと感じました。p99これだけの事例を集めるのは大変なご苦労かと思います。2023/04/24