目次
総論
イギリス
スウェーデン
フランス
オーストラリア
韓国
日本
著者等紹介
松村祥子[マツムラサチコ]
放送大学名誉教授。博士(社会学)、慶應義塾大学
野中賢治[ノナカケンジ]
児童健全育成推進財団企画調査室長。元東京都文京区学童保育指導員・児童館館長。元「えひめこどもの城」副園長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ゆう。
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本著は、イギリス、スウェーデン、フランス、オーストラリア、韓国、日本の6か国における学童保育指導員の資格、養成機関、業務、勤務体制、指導員数等について調査を行い、比較検討したものです。指導員に焦点をあてて研究したところに本著の意義があると思います。これを読んで思ったのが、日本は学童保育の受け皿を増やし、女性労働力確保を行おうとしていますが、公的責任で養成機関があるわけではなく、また身分も不安定であることです。韓国は日本と似た課題がありますが、他の国は養成機関とかしっかりとありました。貴重な本だと思います。2015/02/13