内容説明
日本医療福祉建築協会では、平成１４年度に「特別養護老人ホームにおける居住環境の改善ならびに改修に関する研究」を実施し、既存施設の現状を調査分析の上、改修・改築にあたっての課題点を抽出した。その研究成果を背景に、厚生労働省と連携して、平成１５年度老人保健健康増進等事業の補助金で「既存特別養護老人ホームでのユニットケア導入のための改修モデルに関する調査研究」を行った。この報告書は、さしあたり改修しやすい施設につき、基本理念や留意点を示しながらモデル事例を紹介したものであり、研究の前半部分の成果をまとめた「中間報告」である。
目次
第１章 はじめに
第２章 改修計画の作成に当たって留意すべき事項（総括的事項；個別的事項）
第３章 改修モデル事例（改修モデル事例の選定；改修モデル策定上の基礎的条件 ほか）
第４章 今後の検討課題（小規模生活単位型特別養護老人ホームに関する基準について；施設居住環境の今後の方向性 ほか）
