内容説明
本書は、医療現場で起こっている倫理的問題をカンファレンス形式で事例検討し、倫理的実践すなわち「よりよい看護」とは何かを明らかにしていく。臨床現場の看護師が倫理問題を言語化し、よりよい看護に向かうための一冊である。
目次
第1章 倫理について(倫理とは何か;生命倫理 ほか)
第2章 今、医療現場で何が起きているのか(患者・家族のニーズに応えられているか;医療者―患者関係の勾配 ほか)
第3章 看護師が直面する倫理的悩み(患者にとっての最善の選択とは;拘束は誰のために、何のために行うのか ほか)
第4章 倫理的悩みを解決するために(市民感覚を取り戻す;気づきを言語化する ほか)
第5章 看護実践におけるケアリング(人間としての尊厳を守る;人間をまるごと理解する ほか)
感想・レビュー
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- 和書
- ブランの茶色い耳