内容説明
デンマークの選択から、日本の福祉実践の方向性を探る。「高福祉・高負担の国デンマーク」から何を学ぶべきか、理念に支えられた福祉実践からみる工夫と努力、そこから日本が学ぶべきことを探る。
目次
第1章 「高福祉・高負担」デンマークと「中福祉・中負担」日本の社会構造
第2章 地方分権の動向と地域福祉政策の課題
第3章 1970年代以降の高福祉政策の選択と課題
第4章 「住まう」ことにこだわるデンマーク
第5章 個にこだわるデンマークのケアの理念と実践
第6章 認知症も怖くない地域ケアと専門職―日本との差異
第7章 「オーフス方式」のパーソナル・アシスタント
第8章 私たちが見てきた実践からの示唆