内容説明
ルールが守れない、コミュニケーションが苦手といった子どもに臨床経験豊富な作業療法士が教える学校で楽しく過ごすための40のアプローチ。
目次
1章 発達過程とソーシャルスキルを阻む要因を知ろう(集団生活でこんなことに困っていませんか;ソーシャルスキルを身につける意味;ソーシャルスキルを阻む要因と支援)
2章 日常でできるソーシャルスキルサポート法(基本スキル;対人スキル)
著者等紹介
鴨下賢一[カモシタケンイチ]
作業療法士。専門作業療法士(福祉用具・特別支援教育)。1989年静岡医療福祉センター入職。1993年より静岡県立こども病院へ入職し、現在に至る。発達に不安や障害のある子どもたちとその家族への療育指導をするかたわら、特別支援学校等への教育支援、発達障害児に対する福祉機器の開発も数多く手掛ける。日本作業療法士協会制度対策部福祉用具対策委員会委員、日本発達系作業療法学会副会長、静岡発達SIG代表
立石加奈子[タテイシカナコ]
作業療法士。佐賀大学大学院医学系研究科医科学専攻修士課程修了。2003年労働福祉事業団九州リハビリテーション大学校卒業後、同年社会福祉法人佐賀整肢学園こども発達医療センターに入職し、2013年3月退職。発達に障害のある子どもやその家族に対して、食事・更衣・排泄などの日常生活動作の獲得に向けての支援や、パソコンなどのIT関連技術を取り入れた発達や学習の支援などに取り組んでいる
中島そのみ[ナカジマソノミ]
作業療法士。札幌医科大学保健医療学部准教授。北海道大学大学院医学研究科博士課程修了。1992年札幌医科大学衛生短期大学部作業療法学科卒業後、健常児と障害のある子どもが一緒に生活する統合保育をおこなっている聖徳学園なかのしま幼稚園で作業療法士として8年間勤務。障害を持つ子どもの支援や個別指導をおこなうとともに、発達障害リスク児の早期発見に関する調査研究にも取り組む。その後、札幌医科大学保健医療学部作業療法学科助手、講師を経て、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。